世界初のスタッド付きのスタッドレスタイヤ

ユニークスタッドテクノロジーは状況に応じてスタッド(鋲)を突出させます

ノキアンタイヤはウィンタータイヤの80周年に際して、世界初のスタッド(鋲)付きのスタッドレスウィンタータイヤを発表しました。この革新的なコンセプトのタイヤとユニークなスタッド技術は未来への大きなヒントを提供しました。ボタンを押すだけで、ドライバーはタイヤに埋め込まれているスタッド(鋲)を突出させ、グリップ力を底上げします。スタッド(鋲)が不要な場合はタイヤの内部にひっこめることも可能なのです。

スタッドレスとスタッドタイヤを組み合わせたアイデアは、走行条件が明らかに変化した時にドライバーがその走行条件に合わせて切り替えをできるようにします。スタッドは乾いた路面や穏やかな冬の走行コンディション時には使用されません。しかし路面凍結時などでは、ドライバーの安全を守るためにアクティブにすることが可能です。

世界をリードするウィンタータイヤスペシャリストのタイヤコンセプトは、新しく導入されたスタッドタイヤであるノキアンハッカペリッタ8 SUVのトレッドパターンおよび構造ソリューションを利用しています。4本すべてのタイヤのスタッド(鋲)は同時に突出/収納されます。スタッド(鋲)の本体は所定の位置に固定されており、可動部分は中央の硬質メタルピンになります。

"この新しいコンセプトのタイヤは素晴らしい技術特性を備えています。独自のスタッド(鋲)コンセプトは将来現実のものとなるでしょう。"
Matti Morri, ノキアンタイヤ, テクニカルカスタマーサービスマネージャー


- この新しいコンセプトのタイヤは素晴らしい技術特性を備えています。独自のスタッド(鋲)コンセプトは将来現実のものとなるでしょう。ウィンタータイヤのパイオニアとして、スタッドとスタッドレスタイヤの融合は実現可能だと私たちは強く実感しています。と、ノキアンタイヤのテクニカルカスタマーサービス部門マネージャーのMatti Morri氏は語ります。

ノキアンタイヤは1934年に北欧の凍結に対応できる世界初のウィンタータイヤの開発・製造を始めました。その2年後、タイヤ工場のエンジニアは滑りやすい冬の路面に苦しむドライバーのための改善策を考案しました。それはスノーハッカペリッタと呼ばれるものです。現在、ノキアンハッカペリッタは世界で最も有名なウィンタータイヤブランドのひとつとなりました。

写真: www.nokiantyres.com/Hakkapeliitta_concept_tyre_2014

ビデオを見る: http://youtu.be/qNXL2EEscuE

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